ちょっと前に、臨床心理や心理学にかなりの興味を示すようになったことはお話しましたが、今回は人事+心理という分野であるキャリアデザインについて書いてみたいと思います。
一番下に参考文献をつけておきますので、お前の話はいいから、お勧めの本だけ教えてくれ!と言う方はこちらをご参照下さい。(右側のアマゾンの欄から購入もできますよ!なんちゃって)
キャリアが成功したかどうかは、何によって決まるでしょうか?
客観的な視点でしょうか?例えば、年収?職位?といったもの?
私、客観的に見れば、GE(世界で一番大きいかつ最も賞賛される企業といわれている)や現職のコンサルティング(こちらも世界のトップに入るファーム)と運のよさでたまたま歩めたキャリアはとてもすごく聞こえます。
でも、実際は、心の病になるほど、悩んでいます。(ぜいたくですいません…)。むしろあまりの自分の世の中への貢献のなさで、存在価値がないのではないかとさえ思えます。(今はちょっと回復してきていますが、一時期本当に自分が嫌でした)
そこで、一つ大事な視点として、
主観的なキャリアの成功が重要だとわかります。
よくある失敗のパターンは2つ。1) 社会的には非常に成功しているが、実はとてもむなしい(自分が価値を認められない、社会的な価値は生んでいる)
2) 夢をおっているのはいいが、結局一円も稼げないと言う罠(自分が価値を認めている、社会に貢献していない)
どちらもダメですよね。
ではそうならないようにするためには?
ここでシャインの本(以下参考文献参照)で紹介されているのが、"あの"良く出てくる、キャリアを選ぶ上で通すべき3つの軸です。
1) 自分は何が得意か?
2) 自分は何をやりたいのか?
3) 何をやっている自分なら、意味を感じ、社会への貢献を実感できるか?
これが通っているものはすごくいいわけです。
余談ですが、実は私にとってこれは、エンジニアでした。
1) 数学、物理はかなり得意な方
2) 好奇心をもって、あ、そうか!という新たな発見をすることが大好き。(小さいころから、先生にはうざがられた。だいたい、先生は、先生なんですずめは、電線につかまってるのに焦げないんですか?とか、そんな質問をすると怒る)
3) 原子力は人に嫌われるが絶対にいる。(風力発電でトヨタの工場が動くほどの電力がまかなえるとおもってるのはたぶんどっかのNGOくらい。)、その後の医療分野も人の命を救うことに関わっていると言う点で貢献度は高かった。
…なんでやめちまったんだろう??
確かにこう考えるとかなりバカなことをしたなと思います。
ココで別の視点で見てみたいと思います。
キャリアデザインとキャリアドリフトです。キャリアデザインは、自分の譲れない価値感に基づき、キャリアを選択するという意味合いです。
キャリアドリフトは、ただただ流れるままに流されていくと言うイメージです。
う〜〜んなるほど〜と思ったのは、このどちらも大事で、一番いいのは、
節目、節目でキャリアをデザインし、一度マッチングしたら、後は数年ドリフトするという考え方です。
いつも自分の強みは何か?何がしたいのか?何ができるのか?と考えてばかりいても、進みません。しかし、自分の価値感が分からないと、主観的な成功は絶対に手に入りません。
何も考えずに、流れるまま、言われるまま働くと、お給料は入ってきますが、楽しくありません。
但し!ある程度キャリアの軸を定めた上で、流れに身を任せると、偶然の幸運(セレンディピティー)に出会う事があります。ここでのポイントは、自分の軸がないと、そのチャンスをつかめないので、キャリアデザインは大事ですが、とにかくやってみないと(ドリフト無しでは)出会いも起きないんです。
じゃ〜どうすればいいの?ですが、
自分のキャリアアンカーを知り、5年くらいのスパンでドリフトするのがいいのかなと思っています。
キャリアアンカーや強みを知るのは、以下紹介のシャインによる、キャリアアンカーや、さぁ、自分に目覚めようという本を参考にしてください。
ちなみに、私の場合はある程度絞れていて、一番譲れないのは、"自立"と"起業"のどちらかです。
逆に安定やライフスタイルは点数が明らかに低いです(だから結婚できないんですね!)
多分、一番強いのは自立で、結局自分の好きなようにやりたいんです。なんでも。(自分でもなんとなくそんな気がする)。42歳で2億っていうのも、究極のフリーターになりたいかららんでしょうね。
そうすると、エンジニアをやめちまったのは失敗ですが、財務にいったり、経営にいったりするのもなるほどな分けです。エンジニアはかなり自由ですが、会社は限られてしまいます(例えば世界で自動車作ってる会社ってそんなにない)。逆に、財務はそれこそ、税理士や、会計士の資格を取ればなんとか食ってはいける。それが証拠に、よく考えると大学卒業のときには、バリバリのエンジニアではなく、弁理士にこだわっていた。(世界中どこでもいける、企業も選ばない)
また少し話しがずれますが、”できる臨床心理士”の方はこういう自分の欲求というか、心理をインタビューを通して見つけるのを助けてくださるんです!実際にそういう方のカウンセリングを受けるとすげ〜な〜と思います。(たぶんみなさんもきっと)
逆にドリフトの部分ですが、5年を振り返ってみて意外だったのが意外と貢献できることが大事ということです。(こちら、私の自己主張が激しいのか、本当に貢献したいのかは未だ難しいですが、高校生のころに比べると、明らかにシフトが見られます)
例えば、英語ができるのを見せびらかしたいだけなのかもしれませんが、GE時代にボランティアで英語の勉強会をしたとか。
コンサルでは、なんかあまりに独立しすぎていて、お互い教えあう感じがなくてすごい違和感を感じたり。
これって、やってみる中でのセレンディピティーだと思うんです。
はっと気づけば、なんとめちゃくちゃ長くなってますね。。ココまで読んでくださった方、ありがとうございます。なんかのお役にたてているようでしたらうれしいです。
今日は、まとめると、
自分の譲れない価値感を探しながらも、キャリアの海の流れに身を任せ、5年に一度くらいは、碇(アンカー)をおろして自分を見つめてみるのもなかなかよいよということでした。
以下、興味をもたれた方はぜひ読んでみてください。他にお勧めの本ありましたら、ぜひコメントお願いします。
参考文献】
お勧めのポイント】
この書籍についてくる無料のオンライン診断テストで自分の5つの強み(34の強みの中から選ばれる)が分かる。
趣旨としては、自分が不得手なことではなく、得意な点をよく認識し、それを磨き上げ、活かしていこうという内容。Paul Pottsに見られるように、とがった才能を活かす事は非常に重要と考えられる。
お勧めのポイント】
自分の揺るがない、譲れない価値観を探るツール。キャリアカウンセリングの古典と思われる。
自分が譲れない価値感を探る助けになります。自分のアンカーとなる価値感は以下8つのうちの一つであると言うのが本書の主張。1) 専門、職能別コンピタンス 2) 全般管理コンピタンス 3) 自立・独立 4) 保証・安定 5) 起業家的創造性 6) 奉仕・社会貢献 7) 純粋な挑戦 8) 生活様式。この中に分類されないものが私の価値観だと思われる方にはあまりお勧めできません。
お勧めのポイント】
こちらは、キャリアアンカーと対になります。何を求められているのか??と言う外部環境の視点からそれに答えるために何が必要かを探るというもの
お勧めのポイント】
キャリアアンカーやキャリアサバイバルというシャイン先生(有名らしい)の訳書を書いた金井先生がキャリアデザインについてまとめた本。新書で値段も安いので、シャインの本を二冊も買うのはな…という方に。
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