夜と霧を読みました。アウシュビッツの強制収容所ないでの体験を心理学者がまとめたものです。

私が感じたことは、
Amazonの書評を読むと評価が非常に高いのですが、それほどかな〜というのが正直な感想です。
ただ、126P前後から始まる内容は非常に興味深かったです。
「勇気と希望、あるいはその喪失といった情調と、肉体の免疫性の状態の間にどのような関係がひそんでいるかを知る者は、希望と勇気を一瞬にして失うことがどれほど致命的かということも熟知している」
「この収容所は、1944年のクリスマスと1945年の新年のあいだに未だかつてないほど大量の死者を出した」
この理由は、クリスマスには家に帰れるというありきたりな希望にすがったがうらぎられたためだそうです。
落胆すると、免疫力がさがって、大量死につながるそうです。
ニーチェは「なぜ生きるかを知っているものは、どのように生きることにも耐える」といったそうです。
そして、それはつまり、被収容者には、彼らが生きる「なぜ」を、つまり生きる目的をことあるごとに意識させ、げんざいのありようの悲惨な「どのように」に、つまり収容所生活、に抵抗できるようにしなければならないとして書いています。
コレを読んで、最近のいじめや学校の問題、NEET等すべては同じルーツなのかなと感じました。
なぜ生きるのかに対する答えがない。それを誰も教えられない、より正確には気づかせてあげることが出来ないのではないかと思いました。
確かに、いじめはひどいですが、それがアウシュビッツでの生活と比較できるものではないと思います。あったとしてもまれでしょう。
最近のマスコミの論調も「どのように」ばかりに目が言っていますが、なぜの部分を問うものは少ないのかなと感じました。
結局なぜの部分は、自分が世の中に貢献できる方法を探すことだと思うのですが、それが何かを見つけるのは確かに難しいですよね。このなぜっていうのはその時その時で変わっていきますしね。
ただ、この使命(自分に与えられた命の使い方、「なぜ」)というのを、なるべく意識して、「どのような」環境も乗り越えて行きたいなとこの本を読んでおもいました。
今の私にとっては、「使命=投資家になりたい」です。投資家=金銭、時間、自分の持っている知識を提供した以上に、他人および自分が多くのことを得られるように出来る人です。そういう風に世の中に貢献できたらと思います。
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